分野別攻略法

学習の優先順位

改訂 2025

学習の優先順位は一般的に「宅建業法」→「法令上の制限」→「税・その他」→「権利関係」。ただし個人差やダブル受験等を踏まえて調整。

1
宅建業法
18〜20点(ほぼ満点)
最も出題数が多く比較的取りやすい。ここで高得点を確保し、他分野の取りこぼしを補う。暗記中心で努力が直接得点に繋がりやすい。
2
法令上の制限
5点
暗記項目が多いが過去問から繰り返し出題。原則と例外の型で押さえると効率的。
3
税・その他
7〜8点
範囲が狭く満点を狙いやすい。出題サイクルがあり、頻出テーマを確実に仕上げる。
4
権利関係(民法等)
7〜8点
範囲が広く難易度が高い。捨て問戦略も視野に入れ、優先度の高いテーマに絞って効率学習。

2025年度試験までの主な法改正(振り返り)

振り返り
• 相続登記義務化
相続により所有権を取得した相続人は、相続開始と取得を知った日から3年以内に相続登記の申請義務。怠ると過料の可能性。
• 配偶者居住権・配偶者短期居住権
残された配偶者の居住継続を可能にする権利。配偶者居住権は存続期間を明確化(延長・更新不可)。短期居住権は未出題。
• 宅建業法の改正
従業者名簿・宅建業者名簿・標識の記載事項、媒介契約における指定流通機構への登録事項、国土交通大臣免許業者の申請先等が変更。
• 空き家等の報酬特例の変更
売買価格800万円以下の空き家等について、業者が受領できる報酬額の上限が変更。
• 建築確認対象建築物の規模見直し
木造・非木造の要件が統一。都市計画区域外での階数や延べ面積による建築確認の要否が変更。

迷った時の対処法

❤️
ハートで解く(民法で有効)
国語力・常識・価値観で選択肢の不自然さを見抜く。断定の強さ/文脈の整合性に注目し推測。
🧹
消去法
全肢の正誤が判断できなくても、誤りを確実に削って正解に近づく。根拠の弱い肢から除外。
✂️
肢切りテクニック
「必ず/常に/すべて/〜に限り」等の断定表現は誤りが多く、「場合がある/余地がある」は正解寄りの傾向。
⚖️
選択肢分布のバランス確認
全体の正解番号が極端に偏らない傾向。時間が余れば分布を確認し、少ない番号を選ぶのは最終手段として有効。
3️⃣
最終手段は「3」
歴年傾向では正解肢「3」がわずかに多い。迷い切ったら一貫して「3」にマーク(あくまで最後の手段)。
🏢

宅建業法

目標: 20問中18問正解

総学習時間の40%(120時間程度)
⚖️

民法等

目標: 14問中7-9問正解

総学習時間の35%(105時間程度)
📋

法令上の制限

目標: 8問中5問正解

総学習時間の15%(45時間程度)
💰

税・その他

目標: 8問中5問正解

総学習時間の10%(30時間程度)

🎯 合格のポイント

• 宅建業法と民法等で全体の68%(34問)を占めるため、この2分野の対策を優先

• 法令上の制限は専門用語の理解が重要。用語の定義から学習を始める

• 税・その他は基本的な計算問題が多いため、計算手順を確実に押さえる